”TAdm” 別名Thermal_hazard、Calistoによる解析例
AKTS_TAdmが最も使用されているユーザはSuperCRCユーザです。
測定データの持つ情報をより広く、あるいは深く解析します。、得られた解析データはkpfファイルとして保存すればいつでも解析結果を点検することができます。

3 step法による水の比熱容量の算出
サンプル測定データ(水7.11gと空容器), Blank測定データ(空容器と空容器)の差分をさらに昇速度と試料重量で除算することにより比熱(Cp)が算出されます。

詳しくはテクニカル・ノートTN-63Rをご覧ください。 ダウンロードはこちら
SuperCRCなどmL_DSCデータを使って解析するときは時定数補正することが必須です。

TAdm には時定数補正の専用コマンドがあります。

上記の測定データはSuperCRCの生データ(黒色曲線)です。このデータから時定数を300sと判断し、τ=300sで補正したのが青色曲線です。
Time_constant/sとデータの移動平均点数を設定して時定数補正をします。
詳しくはテクニカル・ノート TN-49をご覧ください。ダウンロードはこちら

リチウムイオン電池関連
熱量計
技術資料:テクニカルノート