小型反応熱量計とAKTSソフトウエアのパルメトリクス

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AKTSソフトウエア製品名”TK”_Thermokineticsとは? 
3枚の解析操作画面で説明します。


  昇温速度0.5,1.0,2.0,4.0,8.0K/minでDSC測定をします。表示の解析例は2K/minで得られた2つの発熱ピークをピーク積分した状態です。中段は発熱速度曲線(微分曲線)、下段は総発熱量曲線(積分曲線)を示しています。同様に他のDSC曲線を積分します。
 

 

  5個のDSCデータをピーク積分して、Kineticsボタンをクリック>Simulationボタンをクリック>OptimazationボタンをクリックするとKInetics解析が終了して下図4種類の解析結果(発熱量のバラツキ、解析の精度を示す平均相関係数、活性化エネルギー)などが得られます。ここで得られた平均相関係数R=-0.99689はTMRやSADTなどの熱安全性パラメータがかなりの精度で反応予測できることを示しています。

3枚目の解析事例はカスタマイズされた変調温度でので反応予測

  反応速度論パラメータ(Kinetics_parameter)が算出されると任意の温度条件による熱挙動を予測することができます。TK_Thermokienticsはいわゆるmgスケールでは発熱反応が速やかに放散し、蓄熱することがない条件での熱挙動を予測します。表示したグラフは上段の赤色曲線は40℃±20℃の温度変調条件での反応プロセス、青色曲線は40℃等温条件下での反応プロセスをシミュレーションしています。

kgスケールのように対象物質の表面に近い部分は放熱され、中心部は蓄熱されるような場合は
TS_Thermal_SafetyにKInetics_parameterを渡して反応プロセスを予測します。
トンスケールのように対象物質の大部分が断熱条件となるような場合も、Kinetics_parameterをTSに渡して、完全断熱条件での反応プロセスを予測します。



AKTS/TK,TKsd,TK_TSソフトウエアの導入を検討される場合、お客様のDSC測定などの測定データを提供していただければ、TK、TKsd、あるいはTK_TSソフトウエアでどのような解析ができるのか解析結果報告書をお送りすることができます。
ご要望の方はぜひ info@palmetrics.co.jp までご連絡ください。


第6回International-HFCS-EM 2008_GermanにおけるAKTSの発表内容
題名:Advanced Simulation of Lifetime of Energetic materials based on HFC Signals  (マイクロ・カロリメータ(TAM; Thermal Activity Monitor)による高エネルギー物質の寿命シミュレーション)
HFCとはHeat Flow Calorimeterの意味ですがこの発表内容では、いわゆるマイクロワット以下の微小熱量計(マイクロ・カロリメータ)を意味します。高感度のカロリメータとして知られているTAMの信号からAKTSのソフトウエアが5~10年先の予測が可能であるという論文です。